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 寝床のクッションにいるはずのドンがいやに静かで気になる。覗いてみると、昨春Opaが苦心して補修したタコのぬいぐるみから、また中綿をくわえてひきずりだしている。こらっと一喝してとりあげる。針箱をとりだし、再度の縫合手術にかかる。ドンとともに来たタコである。鋭い歯と唾液にまみれて十年、生地がそうとう弱っている。たまたま箱にあった赤い布きれを当て布にして縫う。今回は前には省略した左眼の再生手術も試みた。ドンの一番のお気に入りといいながら、ほんとはOpaが一番このタコに執着しているのだ。過日、ソニーのサポートが切れた古いアイボの修理をテレビで見た。生きたペットのように可愛がられたアイボが故障して、全国から修理の依頼があるという。ひとりの技術者が、すでに生産を終了して部品のストックのない中で、苦労して要望にこたえている。修理後に届く感謝の手紙は、どれもアイボに寄せる愛にあふれているという。また部品不足に応えて、高齢者が亡くなって不要になったアイボの献体も少なくないらしい。それらはいったんお葬式をしてから分解、部品を回収するという。人形供養はもちろん、針供養、筆供養などと、すべての無機物にまで霊性をみるというアニミズムが、ごく当たり前のように日本にはある。尊いことではないだろうか。

by mizzo301 | 2018-03-31 18:09 | エッセイ | Comments(0)

春がきた

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 朝、寝床でのうつらうつらが心地よくて起きるのがつらい。思い切ってカーテンを開ける。朝の光で無理やりに目をさます。ほんとはもっと寝ていたいが、春眠暁をおぼえずなどというておれない。寝ぼけ眼でドンと散歩に出かける。庭にはスズランが芽吹き、ほとんど野生化したフリージャが咲いている。晩秋に植えたデイジーやビオラ、パンジーが咲きこぼれ、まさに花を終えんとしているボケやユキヤナギのそばで小手毬が順番待ちをしている。今年は花の多かったユスラウメも、赤い小さな実をいっっぱいつけそうな予感がする。Opaの庭の春である。静かな海にかすみがたなびき、淡路島や近くの関空までもがかすんで見える。町内の桜並木ははや五分咲きといったところかな。この地に暮らして何十年、ことしものどかな泉南の春である。

by mizzo301 | 2018-03-29 21:51 | エッセイ | Comments(0)

梅干し&メタンガス

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 梅干しは紀州の特産品である。最近テレビで知ったのだが、その味付け液が大量の産業廃棄物として捨てられる。味付け液といえば素人には美味しそう思えるがそうではなく、そのままでは廃棄できない公害物質であるらしい。ところが最近、その廃液からメタンガスを作る技術が開発され、再生エネルギーとして活用されているという。今後は同じく漬け物の味付け液からも、メタンガスを発生させるという。廃棄にコストがかからない上に、エネルギー源になるという、いいことずくめではないか。ガスといえばOpaは常々おもうのだが、人が無駄に発生させるそれである。まず自治体が市民にいも類や豆類の摂取を奨励する。さらに各家庭から自噴するガスを回収する技術を確率すれば、膨大な再生エネルギーとして人造ガスを活用でき、地方再生の一助にもなろうかと思うのだがどうだろう。へえーっ?

by mizzo301 | 2018-03-16 18:07 | エッセイ | Comments(2)