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鉄橋かん没

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 台風21号の大雨で南海電車の男里川鉄橋が陥没してしまった。車で15分ほどのその場所を、ドンをつれて見に行った。橋梁の一部が1メートルほど川底にむかってたわんでいる。電車は不通、通勤通学の人々は2時間待ちとかの代替バス利用で難儀しているらしい。Opaもやむなく大阪市内での約束をひとつキャンセルせざるをえなかった。復旧にはひと月以上もかかりそうだという。今朝のニュースでは復旧を待たず、週明けにも無事だった上り線で単線運転をはじめるという。新聞によると陥没した下り線は大正7年に建設された橋梁、運行を再開するという上り線はそれより古く、明治30年の鉄橋だそうだ。なにせ日本最古の私鉄である。ネットで歴史を追ってみた。明治17年に大阪・堺間で開業、以来徐々に路線をのばし、明治36年に和歌山までの全線を開通させている。くだんの鉄橋が開通した明治30年といえば、日露戦役の6年も前である。まるで骨董品のような鉄橋である。白砂青松の自然海岸にそって泉州路をひた走る小さなSL列車が当時すでにあったのである。開業時6歳だった堺生まれの与謝野晶子女史も、その汽車ポッポで大阪などへおでかけしたのかなあ。
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by mizzo301 | 2017-10-29 16:31 | エッセイ | Comments(0)

バロック音楽はいかが

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 バロックヴァイオリンの名手、サイモン・スタンディジと日本古楽アカデミーの演奏を二夜にわたって聴いた。一夜は中之島の公会堂そして宝塚のベガホールである。中之島での演奏は、盛況だった昨年につづいて二度目である。今年もほぼ満席、バロック音楽の愛好家って結構大勢いるんですね。去年もそうだったけど、スタンディジさんと古楽アカデミーはとても相性がよさそうだ。彼の名演が突出するでもなく、全体がバランスよくのびやかで品のいい演奏を聴かせてくれる。つい心地よくなって引き込まれてしまう。編成を小さくしたベガホールでの演奏もよかった。なかでもスタンディジさんがハープシコードと演奏したヘンデルのソナタにOpaは聞き惚れた。この曲を生のバロックヴァイオリンで聴くのははじめてである。さりげなく典雅の世界へ聴衆をいざなう、さすがである。日本古楽アカデミーはバロック音楽専門の演奏団体である。いずれも日本国内外で豊かな古楽器演奏歴をもつ奏者たちが、バロックの名曲を身近な音楽として聴かせてくれる。さて今回一連のコンサートを終えたスタンディジさんはすっかり大阪がお気に入りで、古楽アカデミーのメンバーに、おれはまた来るぜバイバイと言い残し、台風であやぶまれた帰途の飛行機に無事飛び乗ってロンドンに帰って行かれたという。
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by mizzo301 | 2017-10-25 17:59 | エッセイ | Comments(0)
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 泉州南部にこんなに雨が続くのもめずらしい。三、四日も降り止まない。困るのは朝夕のドンの散歩である。雨が降ろうが槍が降ろうが、歩かないとウンチが出ない。片意地なウンチである。ゆえにいぬ人ともに雨合羽をまとい、雨中を行く。バス停脇では咲き終わるコスモスも無情の雨にうちしおれている。ウンチ出ろ出ろと念じながら歩く、これは雨の日にOpaに課せられた一番の難行である。ところが先週末は、それが出過ぎて困った。ある夕方の散歩で、突然の軟便である。時々あることなのでそのときはあまり気にとめなかった。だが始末には非常に困る。普段のようにつまめないから、ティッシュで道路を拭いて、ペットボトルの水を流す。それでも痕跡は残る。後は雨を待つばかりである。帰って夕食のドッグフードに、ビオフェルミンを一錠ひそませる。いつもはそれで翌日にはよくなる。ところが今回はそうはいかなかった。ドンの下痢が四日間も続いたのである。日に何度もそばに来て、せつない目でOpaを見上げる。外に出してほしいのである。ガラス戸を開けると飛び出して、庭のどこかに排便をして、すぐに戻る。そのたびに足とよごれたお尻をふいてやる。夜中にもガラス戸のブラインドをガタガタとゆすって何度もOpaを起こす。そのたびにぞうきんをしぼり、お尻と足を拭く。お尻はすでに赤くただれていたいたしい。三日三晩そのくり返し、Opaはすっかり睡眠不足になってしまった。ある明け方、ドンがとんとんと2階から降りる音で目が覚めた。さてはと上がってみると、畳に何カ所もやわらかウンチがある。きっと夜中、外に出しての合図に気づいてやれなかったのである、すまん。ま、いぬと暮らすってこういうことなんですね。
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by mizzo301 | 2017-10-17 19:19 | エッセイ | Comments(0)