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大晦日

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 つつがなく暮れてゆく蜘蛛の大晦日  大葉
by mizzo301 | 2015-12-31 22:29 | エッセイ | Comments(0)
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 師走ものこり少ない。雨のたびにこのあと最大の寒波がとなんども天気予報はいうが、身を切るほどの寒さはまだ一度もない。このところ足腰の具合もすこしいい。7歳7キロのドンにひきずられて、20分ほどの散歩ができる。春から針治療65回、その効果がではじめたかな。つぎの春までこの暖かさであってほしいが、冬将軍さまのご機嫌やいかに。念のためキルトの猿股を一枚買い足した。つごう6枚、ちょっとした猿股持ちになった。寒の入りをひかえて金魚が気になる。あるものは水草にもぐり、あるものは水中に浮かびまるで動かない。暖かいとはいえガラスの水槽も中で冬をむかえているのである。金魚に猿股はない。近所のホームセンターでヒーターを買って入れてやった。水温26度までのサーモスタット。水槽のガラスがほの暖かい。金魚はたちまち活発に動き出し、食欲満開。さてこの季節もっと気になることがあった。年賀状どないすんねん。クリスマスイブ、ドイツのFMがクリスマス一色を気楽に流してる。いらいらしまっせ、もう間に合わん・・
by mizzo301 | 2015-12-25 18:32 | エッセイ | Comments(0)

なるか、ピロリよさらば

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 ピロリ菌退治のクスリを飲みおえた。一週間も酒をがまんしたのは春の入院以来である。さてどんな検査があるのだろう。よい結果を期待してお医者へ行った。ところがどっこい、結果は二三ヶ月後、検便でわかるというのである。なんだそいうことだったのか。あっさりとピロリ絶滅宣言を期待しただけにがっかりである。車に待たせたドンにピロリ、いやペロリと顔をひとなめなぐさめられた。はや師走もなかば、さすがに裏庭にもささやかな紅葉あり。根来寺の紅葉をおもう。いまOpaの庭には椿が咲いている。新年をむかえると間もなくボケ、ユキヤナギ、コデマリ、オオデマリと花のカレンダーがはじまり、裏庭にメジロがきていつの間にか春がめぐってくる。ボケは木瓜、早春にするどいトゲのある低木が真っ赤な花でおおわれる。願わくばその季節、永年のお付き合いであったかもしれないピロリ諸君との決別の時になってほしい。
by mizzo301 | 2015-12-13 23:40 | エッセイ | Comments(0)

のんだらのむな

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 ピロリ菌退治のクスリを一週間分もらった。さてお酒、一週間の服薬中に呑んでいいものか悪いのか。お医者はよしといい、薬剤師は否という。胃がんの心配から解放されたその晩は、お医者を信じてひとり祝杯をあげたのだった。翌朝ドンの散歩で出会ったおとなりのご主人にそのことを話すと、あんた、たったの一週間、お酒のしんぼできまへんのか、と強くたしなめられた。隣人愛のむち、Opaにはいたくこたえた。その晩から一週間、お酒はのまぬと決めた。翌朝、妙なことに気づいた。毎夜かならずといっていいほどOpaは夢を見る。ところが前夜は夢を見た記憶がまるでない。映画を一本みそびれたようで何か物足りない目覚めである。こんなこと一度もなかった。クスリのせいで夢も見ぬほどに熟睡したのかな。クスリをのむ一週間は夢を見ないのかしら。胃の中も大変だろうな。毎夜流れてくる酒で菌たちはピーピーピロリの酒池肉林、その酒がぴたりとこなくなり、いやなクスリが落ちてくる。ピロリどもよ、君たちに明日はない、なんて想像してその夜も床についた。ふと見ると壁に大きなごきぶりが・・、飛び起きて手近な雑誌をまるめて一撃、床におちたゴキブリは半分にちぎれ、三本足でにげまどう。ティッシュでつかまえようとするが、とても気味が悪い。その不気味さが頂点に達してはっと目がさめた。夢だった。夢のない話である。
by mizzo301 | 2015-12-05 22:12 | エッセイ | Comments(0)