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<   2015年 09月 ( 3 )   > この月の画像一覧

蜘蛛の糸

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 クモが苦手である。だが、そこいらをぴょんぴょんと跳び回る小さなハエトリグモは別である。今年Opaんちには、なぜか彼らが特に多い気がする。クモなのにむしろかわいい。小さいからゴミと一緒に掃除機に吸い込むこともある。そんな時あわててゴミのカートリッジを開くと、元気にとびだしてくる。ああよかった、しっかりハエとってやと声をかけて家にもどしてやる。えこひいきである。それより大きいクモはもうだめ。でもジョロウグモなど、庭に巣をかける分にはまだいい。彼らは巣にいてほとんど動かないから安心である。時にはわざわざ脚立を立てて、カラダの色模様をながめたりもする。恐ろしいのは巣もかけず、大きいのが自由に歩き回るクモである。ついこの間の夜、訪ねてきた孫たちと夜更かしをしていて、何かが走る気配にふとそばのガラス戸を見ると、いるじゃん!網戸のうちがわに大きいのが・・。その時はこわごわ網戸を動かして、なんとか外にお出ましいただいてほっとしたのだった。あとでネットをたぐると、アシタカグモとやらでおおいにゴキブリを退治してくれる種類らしい。それでもあの容姿不端麗なかっこうで歩き回られるのはいやである。でも殺しはできない。Opaは気がちいさい。はたして極楽の蓮池から、一本のクモの糸をお釈迦様がOpaに垂らしてくださるかどうか、いまから心配なのである。
by mizzo301 | 2015-09-30 18:39 | エッセイ | Comments(0)
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 秋の気配のあさに、布袋葵がのほほんと咲いている。先週末に演奏会をおえて、ずいぶん肩の荷がおりた。足腰の不調で練習もままならず、今年はずいぶん迷ったあげくの出演である。子や孫世代の後輩たちの敬老精神にささえられ、ステッキなドンの世話にもならずなんとかステージに立てたのはありがたかった。ほんの30分たらずの演奏、最後の音をひきおえて指揮者の棒がおりるのを見たとたん、ふっと全身の力がぬけた。Opaにとってことし最大の難事に思われた演奏会である。初夏に送られたパート譜をひろげ、楽器をかまえると左腰から腿が痛む。そのくり返しにようやく終止符をうった瞬間であった。その夜は聴きにきてくれた大学生の孫をつれかえり、とりとめのない会話をして夜をふかし、Opaは焼酎をあおり孫はウーロン茶に酔っぱらって寝たのだった。おりしもシルバーウイーク、翌日はさらに京都から孫娘もやってきた。仲のよい姉弟である。三人でいても話しは一向にはずまないが、田舎にひとり住まうOpaの家に、泊まってやろうという心根がうれしい。それに演奏会からの開放感もあって、今週は酒が特別うまかった。タカラ焼酎なんですけど・・
by mizzo301 | 2015-09-27 18:35 | エッセイ | Comments(2)

きくらげ採れたよ

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 ながらく花や実を楽しんだキウイが枯れた。剪定をたのんだ植木屋さんに処置をおねがいしたら、幹にきくらげがあるから切る前にお取りなさいという。見ると薄茶の妙なものがいくつかある。ゼリーのようなプルンとした茸、これがきくらげなん?いわれるままにつみ取り、水洗いして乾燥させたら、なるほどほんのひとつまみの乾燥きくらげとなった。なんとなく植木やさんのいうとおりにしてはみたが、これっぽっちをどう食するかが悩ましい。むかし中華料理にこった時期があった。野菜のひと皿になにかの本でおぼえた、きくらげとオランダ豆の炒め物をよくつくった。炒める直前まで豆を水にしたし、塩とこしょうだけでぱりっと仕上げるのはなかなかむつかしい。だがちょっとこってりした料理のあいまの、さっぱりとしたひと品はいつも好評であった。ひさしぶりに試してみたいが、きくらげこれっぽっちじゃなあ、オランダ豆うってるかなあ。
by mizzo301 | 2015-09-08 22:37 | エッセイ | Comments(0)