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季節は柿

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 日曜日の昼食は、飯を炊いてレトルトのビーフカレー。冷蔵庫につれあいの残した古いピクルスのびんがある。キュウリの古漬けをひとかけとりだし、新鮮なキュウリを一本切って補給する。ラッキョウや福神漬けもいいけど、やっぱりカレーにはピクルスでしょう。ノンアルコール・ビールを一缶、デザートは柿である。和歌山産のひらたねという種で甘くて種がない。生ハムにもよくあう。富有柿よりうまいとOpaは思う。おまけにおよそ十個のてんこ盛りで280円だった。かわをむくのが面倒だが、これを食べない手はない。柿といえば飛鳥や斑鳩の里、これからは刈り入れ時の稲穂に向かう民家の軒端につるし柿、いつぞやの秋の風景がなつかしい。Opaんちから車で小一時間、久しぶりに行ってはみたいが、犬とじじいの大和路巡礼ってのもどうだかなあ・・

 柿食え
 ばかね
 がなるなり
 法隆寺

奈良の秋を旅する倦怠期の中年夫婦???
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by mizzo301 | 2012-10-21 15:28 | エッセイ | Comments(1)

台風一過

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 めっきりと涼しくなった。一昨日の日曜はいずみホール、Opaもヴィオラで出演のコンサート、暴風雨をよそに波瀾万丈のシェーンベルクを弾いたのだった。悪天候をついて来てくださったお客様には、あつく御礼申し上げます。当然ながら数は少ない、ステージも客席も少数精鋭ということか。マチネーだから終演は早い、こんな日は早く帰らなきゃ、さいわい電車が止まるほどの嵐でもないらしい。家に着く頃にはほとんど雨もやんで、なごりの風が庭木を揺すって一面の濡れ落ち葉。雨戸を開いて裏庭の電灯をともし、睡蓮鉢をのぞく。水底の草に金魚が三尾、身を寄せ合っている。ひと安心、大雨であふれんばかりの水が気になったが、ついそのままにして入浴、夕食代わりの古いパンを、焼酎でのどに流し込んで寝た。翌朝雨戸を開くと、水面で口をパクつかせて餌をねだる金魚は二尾、昨夜は確かに三尾いたのに・・。みると鉢のかたわらの楓の根方に、土と落ち葉にまみれて一尾が横たわっている。拾い上げるがすでに動かない。あわてて洗面器にうすい食塩水の集中治療室をもうけたが、生き返ることはなかった。赤い小さな魚のむくろを棕櫚竹の根方によこたえ、朽ち果てるのを毎朝眺めることにする。夕べ鉢の水を、ひしゃくで少しへらしておけばこんなことにならなかったろうに・・
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by mizzo301 | 2012-10-02 15:38 | エッセイ | Comments(3)