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金魚受難のこと

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 今朝、雨戸を開いておどろいた。睡蓮蜂に元気でいた7尾の金魚のうち、4尾が横になって浮いている。あとの3尾もなにやら動きがあやしい。Opaの不注意が招いた事故に愕然とする。昨夜、網戸にかるく噴射したムシコナーズが、霧となって裏庭に流れるのを見たが、まさかとたかをくくっていたのだ。そのまさか、殺虫剤の微量の毒が水にとけて、小さな命を奪ってしまった。すまんことをしてしまった。こときれた4尾を棕櫚竹の根方に安置、すぐさま睡蓮蜂の水かえ、朝一番の思いがけぬ一仕事である。せめて3尾でも生気を回復してほしい。そのことが気になって、何度も睡蓮蜂のほとりにしゃがみ込む一日であった。はたして、朝には不安定な泳ぎをしていた3尾だが、夕方にはゆったりと泳ぎ、一見落ち着いたかに見える。まだ予断は許さない。数はへってしまったが、明朝にはトリオでいつものように鉢のふちで口をパクつかせて、Opaに餌をねだってほしい。春からバイオリンをさわっていないOpaにも、気長に待ってくれるトリオの友がいる。デュオをやろうと、バイオリンを手に身構えてくれている竹馬の友もいる。3尾の金魚よ、元気を取り戻し、共に余生をたのしもう。
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by mizzo301 | 2011-07-23 21:32 | エッセイ | Comments(0)

ブログはどうしたと・・

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 ブログはどうしたと、友人のひとりから電話があった。四月につれあいを亡くしたOpaをはげます声である。書かねばとは思うが、思うように心が動かない。言葉にならぬほどの苦痛にさいなまれながら、彼女は逝った。そのすべての情景が脳裏に焼き付いたまま、葬儀から日も経ぬうちに、市役所へ戸籍、保険、年金などの抹消手続きにいかねばならない。そこでは、事情を知る職員の行き届いた親切に耐えきれず、嗚咽がこみ上げ、記入すべき書面に落涙する。さだめし惨めな老人に見えたことだろう。子供の頃から、なんとなく仏信徒の気分でいたOpaだが、突然、心から宗教は去った。神も仏もあるものか・・。葬儀や四十九日の法要に、故人を偲んで集まってくださった人々のお気持ちは尊くありがたかった。だがそのとき行われる仏教のあれこれには、それらしく振る舞いすませはしたが、それらはただうらめしく、空疎で無意味なおせっかいとしか思えなかった。友人に僧は何人もいるが、あえて告白する。さりとていつまでもひねくれものでいたくはない。それは、Opaを気遣ってくれる人たちの優しさにたいする、身勝手なあまえではないのか。自分がふたりいるようで、心の落ち着くところがない。時がすべてを解決するといってくれる人がある。今はその言葉を信じたい。
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by mizzo301 | 2011-07-05 12:58 | エッセイ | Comments(2)