Opaの日々雑感


by mizzo301
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春はあけぼの

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 春はあけぼの、必ず小便に起きる。春眠暁を覚えずといえども、生理現象には抗えない。再びベッドに潜って二度寝をする。うっかりするとそのまま昼まで寝る。春眠まさに時を覚えずである。年寄りは眠れないというが、どこの年寄りのことだろう、Opaはいくらでも眠れるのである。年金生活で起きて金を使わぬように、防御本能が働くのかもしれない。
 子供の頃、尿意を無視して寝続けると夢を見る。大抵は野原で立ちションをしている。やがて腰まで水没しそうになって目が覚めると、布団に世界地図が完成しているのであった。秘密の地図を発見した母親の悲鳴が聞こえて、身の縮まる思いをしたものだ。
 昨夜危険な夢を見た。夢の中で何度も小便をするのである。駅のトイレあり猥雑な旅館のトイレあり、トイレのはしごをして頻りに放尿する。なのにいつまでも残尿感があってすっきりしない。しかも夢の中で夢を見ていて、これは目覚めるととんでもない事になっていはしないかと恐れている。目覚めが怖い。ところがふと目覚めてみると以外や事態は無事、ただ膀胱は破裂寸前、寝ぼけ眼でトイレへ飛び込んだ。老人夢中の分別とでもいうべきか。もしその夢を見続けていたら、ついには海底二万海里を夢見て、布団に大航海地図を描いていたかも知れない。年甲斐もなく寝小便の恥はかかなくてすんだが、キャプテンクックも驚く偉大な海図を後世に残せなかったのは残念である。
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by mizzo301 | 2008-03-24 12:17 | エッセイ | Comments(0)