Opaの日々雑感


by mizzo301
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墓参道中

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  もうお彼岸だというのに異常に暑い。丸で真夏の太陽に灼かれながらの墓参である。しょぼくれた供花を抱え、ペットボトルの水を飲みながら天王寺駅から一心寺へ歩く。帽子の下の禿頭から汗がしたたり落ちる。門前はこの暑さの中善男善女で大賑わい、老人がやたら目につく。托鉢僧の姿もある。骨仏供養の人々でごったがえす大香炉をすり抜けて、なぜか頭が小さく欠けたOpa家の墓石に至る。父は生前、縁起をかつぐ博徒の仕業にちがいないとよくいっていた。墓石のかけらを袂に隠しておくと、賭場でつきが回るのだそうだ。墓石が暑さで干からびて見える。とりあえず手桶の水を頭から浴びていただく。無類の酒好きも眠っておられる。冷酒の方が良かったかも、Opaの時にはお願いしたい。花と線香を手向けてなまんだぶ。ペットボトル飲み干す。義理を果たした気分満点、Opaの罰当たりめ。
 谷町筋を東に渡って再び駅へ向かう。コンビニで水のペットボトルお変わり購入。駅とお寺の往復で水1リットル。こちらは四天王寺参詣の群衆である。それが屋台の呼び声に足を止めながらのそぞろ歩き。アーケード街に露天が軒を連ねる。あっ、露天に軒は無かったっけ。日用品、革細工、あやしい骨董、経木と高野槙、たこやき、乾物屋、エトセトラ、それに本来の商店街の店からも客寄せの声が騒々しい。だがこの雑踏に天王寺参りの楽しみがあるのはよくわかる。ある乾物の屋台でうまそうな干しエビを見た。目ざとい店のおやじが買えとしきりに勧める。大きな手でかき寄せるようにして、干しエビを升に盛り上げ千円だという。危うく買いそうになったが、ふとある想念がOpaの脳をかすめて止めた。このおやじトイレで手を洗ったかな・・。
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by mizzo301 | 2007-09-26 16:09 | エッセイ | Comments(0)