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Opaの日々雑感


by mizzo301
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灯台もと暗し

灯台もと暗し_d0087054_18252068.jpg

 猛烈な台風21号のあと、Opaさんのお家はまだありますかと何人かの方から電話をいただいた。お陰さまで当方にはなんの被害もなく、などとその都度のんきに答えていた。台風から3日めの朝、裏手のお宅から突然の電話、Opaさんの屋根から瓦が落ちそうなのをご存じですかという。ええっ、知らん知らん、ほんまでっか。あわてて外に飛びだし屋根を見上げるが、真下からはなんの異常も見られない。とりあえずうろたえていると、裏のお兄さんがこれをごらんなさいと、ベランダからとったスマホの写真を見せにきてくださった。そこには一番はじっこの大きな棟瓦がはずれて屋根に転がり、今にも落ちそうな位置に止まっている。ほかにも何枚もの瓦が浮き上がり、口を開けて屋根が笑っているように見える。笑い事やないで。ドンとの散歩であちこちの屋根が大いに傷んでいるのを見ながら、自分ちだけは大丈夫と勝手に決めていたOpaがあほやった。なんでもこの台風でどの業者も出払って、すぐには来てもらえないという。中には瓦が払底して今年中の修理は無理といわれたご近所もあるらしい。でもほうってはおけない。待つのを覚悟でいつもの工務店に電話をした。するとそれから二日目、以外と早く職人さんが見にきてくれた。すぐに危険な瓦を取りのぞき、資材を整えて改めて参りますという。次はいつとは聞けなかったがまずはひと安心、まさに灯台もと暗しのひと騒動である。

Commented by minohマダム at 2018-09-24 19:02 x
本当に恐怖を覚えた台風でした。私もジェーン台風を思い出していました。

opaさまはドン君としっかり抱き合って、過ぎ去るのを待っていらしたのですね。

私はぬいぐるみを抱きしめるぐらいしかできませんでした。

屋根瓦のこと、見つけてもらってよかったですね。

災害列島に住む宿命の私たち、息つく間も与えてくれない自然の無情には為すすべもありませんね。

どうか来ないで、と祈るだけです。

涼しくなってきました。どうぞご自愛下さいませ。
Commented by mizzo301 at 2018-09-27 22:13
madameお久しぶりです。台風21号の傷がまだ癒えぬのに24号が来襲のすきをうかがっているようで不気味ですね。

madameの白馬行を毎回懐かしさと共に読ませていただいております。連れあいの故郷が長野でありましたから、Opaも何度も同じ道を走りました。50有余年の昔は高速道は名神だけ、名古屋からは国道19号もいまだ整備されておらず、山中を縫う木曽路は大変な悪路でした。車にエアコンなどない時代です。身重の連れあいを乗せて、ほこりまみれになりながら二日がかりで長野に里帰りしたことがありました。あれから半世紀、道路事情には隔世の感を禁じ得ません。Opa
by mizzo301 | 2018-09-22 18:28 | エッセイ | Comments(2)