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暗い日曜日

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 ひがな雨の降り止まぬ日曜日であった。その雨をついてドンとOpaは揃いの雨合羽て家を出る。ひたすらドンの排泄のためである。こんな日にはせめて家の敷地内ですませてほしいが、しつけをあやまった。雨にもまけず風にもまけず、とにかく歩かぬことには出てやらん、とウンチがいうらしい。好天ならただのお散歩が、しのつく雨のなか、うんち回収に痛む腰でしゃがまんならん。苦痛である。もくてきを達して帰ってからもたいへん。雨滴したたるふたりの合羽を軒下にぶらさげ、バスタオルでまず丹念にドンをふく、その70パーセントはしめったタオルでOpaの顔をふく。その後合羽の下に着せたドンのTシャツを洗濯する。それを朝夕の二度である。昨日は実にめんどうで憂鬱な暗い日曜日であった。暗い日曜日といえばダミアが歌ったシャンソンを思い出す。もとはハンガリーの流行歌で、恋人を亡くした女が、悲しみのあまりに自分も自殺をしますと歌っているのだそうだ。曲のヒットに触発されて、ハンガリーをはじめヨーロッパで自殺者が続出したという。そのため各国では「暗い日曜日」をラジオ放送禁止にしたといわれている。おそろしや暗い日曜日、雨の日のドンのウンチどころではないらしい。
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by mizzo301 | 2016-11-28 23:47 | エッセイ | Comments(0)