Opaの日々雑感


by mizzo301
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埋蔵金

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 クローゼットを片付けていたら、奥から古ぼけたボール箱が出てきた。明治36年生まれ、今は亡き義父の遺品である。中には未使用の便せん、封筒、手のひらにのる算盤、東京オリンピック記念の千円銀貨をはじめ、何種もの記念硬貨のつまった小箱や結構な額の古い紙幣の入った札入れふたつがあった。そのひとつからはとりわけ古い紙幣があらわれた。戦前の紙幣である。大日本帝国内閣印刷局発行、円札は額面の金との交換を保証する兌換券である。ところがその古いお金のうち、50銭や10銭札の少額紙幣で電車の小人切符を買った記憶がOpaにはあるのである。おそらく終戦直後にはまだ流通していたのだろう。いずれにせよ、Opaに思いがけない埋蔵金が舞い込んだのである。というても温泉旅行はおろか、スーパー銭湯の湯上がりにビールをいっぱいひっかけて消えそうな、庶民派埋蔵金ではある。
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by mizzo301 | 2016-06-19 18:18 | エッセイ | Comments(0)