手術、それから・・
2015年 03月 18日
執刀の先生が手術後、写真で説明してくださったので、それを写メでとらせてもらった。椎間板に内視鏡を差し込み一部骨切除、神経根を圧迫する黄色靱帯を剥離して取り除き、神経の圧迫を緩和する、簡単にいえばそういうことであるらしい。点滴、尿の管、縫合箇所からはドレーンが伸びて、先には洋なしほどの袋に赤い液が溜まっている。痛さもあって身動きできない。二人組の看護師さんが夜中に三度も来て、補助クッションで姿勢を変えてくれる。二日目、尿の管を抜いてくれる。痛みをがまんして立ち上がり、ドレーンと点滴をつれて小便をためす。ウウウッとうめくほどおしっこの出口が痛い。これは三日ほどで徐々におさまった。三日目、昼までにドレーンを抜く。午後おそく点滴も終わる。身軽になった気分で立ち上がろうとするが、腰が痛くて簡単にはいかない。歩行を試したくて、廊下に出る。たしかに今までの脚の痛みがない。だが左腿と腰に強烈なだるさがあって、四、五歩で歩きは断念。四日目、朝食後そこいら中につかまって廊下に立つ。昨日のだるさと両足にしびれは残るがやはり痛みはない。廊下の端の談話室まで根性の往復をはたす。午後はさらに廊下を曲がり、他病棟の奥まで歩距離を伸ばす。五日目、入浴の許可がまだ出ない。せめて部屋の浴室の湯をくんで身体をふきたい。そこで千円札をにぎりしめ、よたよたとエレベーターに乗り込んで、1階の売店へ洗面器を買いに出かけた。初めてのお使いである。気がつけば左腿のだるさがかなり軽くなっている。腰の痛みは残るが、三日もすれば退院できるという。庭にまだめじろはきているのだろうか。入院前、痛い足腰をはげまして濾過器と水槽のガラスを洗い、水草を入れたしてやった金魚たちは元気だろうか。妹に預けたままのドンは、すっかり叔母ちゃんっ子になっているのだろうな。
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fri2015
at 2015-03-19 23:09
案じておりましたが、手術も無事済み快癒を待つのみとなったようで、ほっとしました。歩き回って転ばないようにしてくださいね。ドン君も、金魚も、メジロも、ウグイスも全快を祈っていることでしょう。もちろんお嬢様たちも。ご近所さんたちも、このサイトのファンたちもです。焦らずゆっくりとね。(ろこ)
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minohマダム
at 2015-03-20 01:35
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切除したり剥離したり縫合したり、痛み恐怖症の私、思わず身震いしました。
いちばん苦しい思いをなさったのはopaさんでしたよね。
ろこさんがおっしゃるように焦らずゆっくり養生なさって下さい。
スタコラ歩ける日が夢でなく現実となりますよ、必ず。
念を送ります。
いちばん苦しい思いをなさったのはopaさんでしたよね。
ろこさんがおっしゃるように焦らずゆっくり養生なさって下さい。
スタコラ歩ける日が夢でなく現実となりますよ、必ず。
念を送ります。
by mizzo301
| 2015-03-18 13:47
| エッセイ
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Comments(2)