とりとめのない献立
2012年 06月 21日
この四、五日買い物に出ていない。食事のたびに、冷蔵庫の中身を思い出してやりくりしている。さて夕食はどうする。いつかイオンでモッツアレラチーズを買ったっけ、あったあった。賞味期限から3週間、問題なし。チーズに賞味期限なんているの?雨の中、傘をさして庭でバジルの若葉をつみ採る。トマトとチーズをスライスして、交互に皿に盛る。バジルの葉をちらす。塩こしょう、バルサミコ、オリーブオイルを適当にかけて完了。ちょうどいい具合に、パンの焼けるにおいがただよってくる。カプレーゼに焼き上がったばかりのパン、それに赤ワインなどといえば、いかにもこじゃれたイタリアンだがそうはいきまへん。もらったり買いおいた野菜が古びはせぬかと気になる。弟の畑から直送のなすびで焼きなす、おろし生姜と削り節をのせて一品。和歌山産の清姫ししとう、直火であぶって、うすめただし醤油で一品。これはOpaの好物で、京都の万願寺とうがらしにもひけをとらぬ甘みとやわらかい食感がある。かたや京野菜などと気取って高いが、こちらはいつも一袋百円である。今夜のメニューきわめつけは、夕べ食べ残しの塩焼きサンマのしっぽ一切れ、かるくチンしてテーブルへ。イタリアンからはじめた献立が、いつの間にかわけわからんワタリアン、赤ワインのはずが宝焼酎のソーダ割りをグビりグビり・・
by mizzo301
| 2012-06-21 17:43
| エッセイ
|
Comments(2)